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ココナツ&シナモン: 『「「午前10時。朝食(片付け編)」」』
アズキ: 「うーい、食った食った~ネコメシもたまにゃー悪くねーな~」
メイプル: 「お腹いっぱいだと全てがどうでも良くなるわねぇ~」
時雨: 「2匹とも、そんな両手両足投げ出して寝転がってははしたないですよ~」
シナモン: 「時雨ちゃんも3人揃って大の字になって本当の姉妹みたいだね~」
ココナツ: 「……っ! ……っ!」
シナモン: 「……ナッちゃん?」
ココナツ: 「え? あ、ごめん、洗い物に集中してて……」
ココナツ: 「ほら、私不器用だから気をつけないとすぐに――」
ココナツ: 「……こうなっちゃうから。しょぼーん……」
シナモン: 「ナッちゃんはパワフルなネコだからねぇ~……」
シナモン: 「まぁ割れたのはアズちゃんのお茶碗だし、問題ないない、大丈夫だよ~」
シナモン: 「次はソフトに頑張ろう~♪」
ココナツ: 「うん、アズキので良かった。じゃあ次はソフトに、ソフトに……あっ!」
シナモン: 「あ、時雨ちゃんのお茶碗――」
ココナツ: 「させるかぁあああぁぁあぁぁぁーーーっっっっ!!」
ショコラ: 「おぉー! ナイスキャッチ! すごい、すごいよココちゃん! すごい反射神経だよ!」
バニラ: 「まるで一人サーカス。素晴らしいの一言」
ココナツ: 「い、いやぁ、それほどでもないよこんなの。えへへ……」
ショコラ: 「もーいっかい! もーいっかい!」
バニラ: 「アンコール、アンコール」
ココナツ: 「じゃ、じゃあもう一回だけ……今度は自分のお茶碗でね?」
ココナツ: 「ほっ……たぁっ! よっ……やっ!!」
ショコラ&バニラ: 『「うわーい! もーいっかい、もーいっかい!」\n「おおー、もーいっかい、もーいっかい」』
シナモン: 「くす、まるでお父さんが子供をあやしてるみたいですね~」
シナモン: 「お、お父さんと……子供……?」
シナモン: 「ってことは、もしかしてわたしがお母さんで、ナッちゃんと……!?」
シナモン: 「そんにゃ、そんにゃの……! めしべとめしべじゃ赤ちゃんは、赤ちゃんはできにゃいのにぃ……♪」
シナモン: 「はぁ、はぁ……♪ だめ、朝からシナモン、潤っちゃうぅぅうぅうぅぅ……っっっ♪」
アズキ: 「相変わらずバカだなモンシナのやつは~」
メイプル: 「そうね、バカね相変わらず~」
時雨: 「これでこそ私の愛するネコたちねぇ~」