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Plaintext

ショコラ: 「すー……すー……」
ショコラ: 「ごしゅじんさまぁ~……♪ にへへへ……♪」
バニラ: 「ショコラぁ~……ごしゅじん~……♪ にゃへへ……♪」
嘉祥: 「……大人なんだか、幼いんだか」
両手の重みを心地よく思いながら。
天井に向かって幸せな笑いが溢れる。
嘉祥: 「……ここが開店したばっかの頃は、どうなるかと思ったけど」
ショコラとバニラがいてくれて。
本当に幸せな日々を過ごせてるなぁ。
嘉祥: 「……飼い主らしく、な」
可愛らしい寝顔を見ながらそんなことを思って。
2匹一緒に優しく頭を撫でる。
ショコラ: 「んふふ~……きもちーです、ご主人さまぁ~……♪」
バニラ: 「もっと、なでなで~……もっと~……♪」
嘉祥: 「ほら、もっとこっち来て布団入れ?」
ショコラ: 「ご主人さまがこっちに来て下さい~……」
バニラ: 「はげしく同意~……」
嘉祥: 「左右で無理言うな。ほら集合」
ショコラ: 「にゃーん、ご主人さまのえっち~……♪」
バニラ: 「ほんとエロパティシエ……でも嫌いじゃない……」
何の変わり映えもない、いつも通りの。
穏やかで幸せな夜が過ぎて行った。